キッコーマン豆乳 ブランドサイト

MENU

CLOSE

global

Global

STORY

 私は夫と、パーティーの準備をする。なぜって、 今日は子どもの日だから。家族みんなでホットケーキをたくさん焼いて、たくさん食べるパーティーだ。
毎年この時期は夫の実家へ行って小旅行気分だったが、今年は叶わず。お出かけ大好きな子どもふたりが少々かわいそうで、昨日夫と話し合い企画したのだった。

ホットプレートを出して、ランチョンマットを敷いて。おっと、栄養バランスは忘れずに。冷蔵庫から、豆乳を出しておこう。

image01

ある程度までは、私と夫で。でも、ここからは子どもたちも一緒にやろう。つくる過程もみんなで楽しむのが、ホットケーキの醍醐味でしょう。
「卵割ってくれる人―?」
「はーい!」
「ホットケーキミックスを混ぜてくれる人―?」
「はーい!」
小学生は、何でも自分がやりたい盛りだったりする。8歳の葵は、初めて卵を割るのにチャレンジ。カラが入ることもあったが、結構上手くできて本人は得意げだ。

image02

 私が卵に豆乳を加えたら、お兄ちゃんの颯太にバトンタッチ。子どもの力で生地を上手く混ぜるのは難しいかも、と心配していたが、彼は熱心に泡立て器を動かしていた。

「思ったより力が要るなぁ」

と、こぼしていたのはむしろ夫の方。お父さんは休んでていいから、と子どもたちから言われてしまい、どっちが大人だかわからない姿に、親ふたりは苦笑いだ。

生地ができたら、ホットプレートに広げて。表面がプツプツするまでちょっとおしゃべり。上手にひっくり返せるかなって、見どころも待ち構えている。

キレイに焼いて、みんなで好きに飾り付けをする。今日は特別。ジャムや果物、乗せたいだけ乗せていいよ。私は豆乳の甘さを感じたいから、最初はシンプルにバターとメープルシロップにしてみる。ふんわりしっとりで、やさしい香りがたまらない。

ふわふわだね。甘いね。子どもたちから聞かれる感想が、素直に嬉しい。ホットケーキそのものがおいしいのももちろんあるだろうけど。今日の特別な気持ちや、みんなでつくる楽しさが、もっとおいしく感じさせてくれているのも、きっとあるだろう。

みんなでつくるごはんっていいなぁ。じゃあ今度は何に挑戦しようか、なんて。ついつい次のことを考えながら。子どもたちと夫の顔を見ながら、私は何度でもホットケーキのおいしさを味わったのだった。

image03

家族みんなで楽しむホットケーキ

fin.

このストーリーに
登場したレシピ

レシピ詳細